所得控除の種類①社会保険料控除・小規模企業共済等掛金控除

今回は、社会保険料控除、小規模企業共済等掛金控除、生命保険料控除、地震保険料控除の４種類をご紹介いたします。

１）社会保険料控除
以下の保険料について、自分や自分の親族の分を代わりに支払った場合、申告することができます。
１　健康保険料
２　国民年金保険料
３　厚生年金保険料
４　国民健康保険料　
５　高齢者の医療の確保に関する法律の規定による保険料（後期高齢者医療）
６　介護保険法の規定による介護保険料
７　雇用保険料
８　国民年金基金の加入員として負担する掛金
など

２）小規模企業共済等掛金控除
１　小規模企業共済の掛金
２　確定拠出年金法に規定する企業型年金加入者掛金または個人型年金加入者掛金（企業型DC、iDeCoの掛金）
など

１）２）に共通するのは、保険料や掛金の全額を「所得控除」として扱うことができること。所得税率が高い方であればあるほど節税効果も大きくなります。