損害保険とは
損害保険とは、偶然のリスクによって生じた損害をカバーするための保険です。
一定額の保険金が支払われる生命保険とは違い、損害額により保険金の支払いが変わる「実損払方式」が中心となっています。
自然災害、ケガ、盗難、または損害賠償責任などリスクに応じて必要な損害保険も変わってきます。よってニーズに合った、様々なリスクに対応できるように、非常に多くの種類のものが商品として販売されています。
損保の3分類
損害保険の対象は①物的②人的③賠償責任の3つに分けられます。
◆物的保険
物的保険に分類される主なものとして、自動車保険や火災保険があります。
◆人的保険
人的保険は、自動車保険の中の人身傷害保険や搭乗者傷害保険、自損事故保険、無保険車傷害保険などがこれに該当します
◆賠償責任保険
第三者に損害を与えたとき賠償を行うためのものです。
自動車保険の中の対人賠償責任保険や対物賠償責任保険、自賠責、個人賠償責任保険、ゴルファー保険などがこれに該当します。
個人賠償責任保険
個人賠償責任保険とは、日常生活で他人に対してケガをさせたり、物を壊したりして賠償が発生したときに、治療費や修理費用賠償金などの損害を補償してくれる保険です。近頃自転車の利用者に対して、他人に対する賠償責任保険への加入を義務付ける制度が条例制定などで導入されつつありますが、基本的には、この保険に加入していればカバーされています。また自動車保険、火災保険などに加入している場合、またクレジットカード会員に対して付帯保険としてついている場合もありますので一度確認されることをオススメいたします。