国民年金保険料の納付期間40年→45年に延長されるとどうなるか

現行制度

【国民年金】
20歳~60歳までの40年間について納付義務
60歳~65歳までについては任意加入(最大40年になるまで)

【厚生年金】
雇われている期間、20歳未満から70歳になるまで加入義務

今回出ている話

2023年10月24日第8回社会保障審議会年金部会資料より

【考え方】

現在の国民年金保険料 1か月あたり16520円
老齢基礎年金の満額(480月(40年)納付)795000円
→1か月納付に対応する年金額 795000/480=1656.25円

16520円納付して1656.25円の年金になるので、約10年で元が取れる計算(あくまで2023年度の額で計算した例)
単純に考えれば、1656.25×60(5年)=99375円
約10万円、老齢基礎年金の満額が増えることになる

※参考:16520×60=991200円(5年分の国民年金保険料)

【国民年金に対する国庫負担がどうなるか?】

※現在は国庫負担2分の1

【パターンA】
もし現行制度(国庫負担2分の1)どおりなら、45年(65歳まで)納付となったとしても、仮に所得不足で全額免除となれば、新たな保険料の追加負担なしで、将来受け取れる年金
(老齢基礎年金)の額は「国庫負担分のみ」増える

【パターンB】
もし60歳以降の国庫負担分がゼロになった場合仮に所得不足で全額免除となれば、
将来受け取れる年金(老齢基礎年金)の額は、現行制度と変わりないことになる。(現在の「納付猶予」と同じことになるため)

実際の会議上で出ていた意見