振込通知書が届く年金と届かない年金とがある理由(8月)
例えば、老齢年金と遺族年金を受け取っている場合、
8月15日の支払日に向けて老齢年金では振込通知書が届く、遺族年金では届かないということがよくあります。
これは、振込通知書の考え方が独特で、まず年金を受け取っている人全てに、毎年6月15日の支払日に向けて振込通知書を送ります。それには、基本この後新しく振込通知書が送られなければ1年間同じ金額ですよ、という意味が込められています。
つまり、老齢年金だけ振込通知書が届くということは、老齢年金だけ振り込まれる金額が8月から変わるけど、遺族年金は振り込まれる金額は6月と変わらないですよ、ということを意味しています。
まあ、ややこしいですけどね。
8月に送られる理由は、老齢年金から自動的に差し引かれる介護保険料などの金額が8月の年金支払から変更になるから。介護保険料は基本的に上がる一方ですので、年金額自体は変わりませんが、振込金額は減りますので、減る理由を問合せる電話が、私の在籍していた年金のコールセンターにはよくあったものです。