失業保険 自己都合退職でも給付制限期間なくなる?
今週の新聞には、失業保険(正確には雇用保険の基本手当)について割と載ってまして、
現在の制度ですと、失業保険は、自己都合退職と会社都合退職とだと、受け取り開始になるまで空けなければならない期間が異なっています。
会社都合だと7日間の待期期間だけでいいところを、自己都合だとそれに加えて原則2か月間(割と最近まで3か月間でした)空けなければなりません。
その待つ期間を同じにすることによって、自発的な、例えば成長産業への転職の動きを支援できるのではないか?ということで検討に入ったそうです。
ほかにも、教育訓練の「専門実践教育訓練」の給付額引上げについても検討に入るとか。
確かに、おもしろいアイディアな気もします。これももともとは安易な給付金狙いを避けるためだったのですが、よりメリットがあるのなら、という感じでしょうか。年金の在職老齢年金停止額の引上げと通ずる議論な気がします。