先進的窓リノベ事業

8/17付日経夕刊にて紹介されていた先進的窓リノベ事業についてご紹介します。

先進的窓リノベ事業とは

先進的窓リノベ事業とは、住宅省エネ2023キャンペーンの一環であり、既存住宅における熱損失が大きい窓の断熱性能を高めることにより、エネルギー価格高騰への対応(冷暖房費負担の軽減)や、2030年度の家庭部門からのCO2排出量約7割削減(2013年度比)への貢献、2050年ストック平均でZEH基準の水準の省エネルギー性能の確保への貢献を目的とする事業です。(公式サイトより)

というわけで、現在では建物内の熱が逃げたり、逆に入ってきたりするメインルートは「窓」ということで、この窓の窓ガラスを断熱性の高いものにすると、省エネ効果があると言われています。

例えば、複層ガラス(日本板硝子のスペーシアなど)が該当商品です。

先進的窓リノベ事業の内容

補助対象者

窓の断熱改修(リフォーム)を発注した者

①窓リノベ事業者と工事請負契約を締結し、窓のリフォーム工事をすること
②窓のリフォーム工事をする住宅の所有者等であること
 ※借りている人やマンションの管理組合なども対象となります。

補助対象となる住宅

①既存の住宅であること
②戸建て、集合住宅

対象となる工事

ガラス交換
内窓設置
外窓交換(カバー工法・はつり工法

補助額が5万円以上(上限額は1戸あたり200万円)

対象となる期間

2023年12月31日まで(ただし予算の上限に達すればそこで終了)

補助額

工事の種類 窓の性能、ガラスの大きさなどによって、非常に細かく決められています。

(窓1枚につき)
ガラス交換:4000~48000円
内窓設置:30000~124000円
外窓交換:51000~183000円

留意点

こどもエコすまい支援事業との併用は可能
ただし、1つの窓に対して両事業からの補助は受けられません。

他の補助金については、国からの補助金の併用は不可ですが、
市区町村など地方公共団体からの補助金は併用可能です。(国費が充当されているもの除く)

ほか、財産処分の制限、関連書類の保管が求められます。

先進的窓リノベ事業の申請手続き

工事発注者(つまりお客様)ではなく、工事施行業者が行うところがポイントです

よって、この工事を頼みたい方は、施行業者がこの事業の対象事業者になっているかどうかのみ気にかければよいことになっています。

なお、詳細は、公式サイトをご参照ください。

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