太陽光発電に関する補助金①

この記事を読んで分かること

太陽光発電に関する補助金のあらまし

太陽光発電は、二酸化炭素を排出しないエネルギー源として注目を浴びています。最近では東京都が新築住宅にはもれなく太陽光発電設備の設置義務化をはかってることが話題になっています。

太陽光発電に関する補助金の対象

この項では、太陽光発電に関する補助金の対象がどのようなものかをご案内いたします。

住宅用太陽光発電設備は補助金対象となっているか

太陽光発電に関する補助金対象にはまず主に２種類あるとお考えください。

簡単にいえば、住宅用太陽光発電設備を
①補助対象とする自治体
②補助対象としない自治体　があるということです。

①の例
千葉県市川市「市川市スマートハウス関連設備導入費補助金」(ただし12/11時点では受付終了)

②の例
千葉県松戸市「住宅用省エネルギー設備の設置に関する補助金」(12/7現在補欠登録のみ)

補助金情報をご覧の際は、まずここに注目していただいた方がよいでしょう。

さまざまなパターン

次に、以下のような組み合わせが存在します

県は補助金を出しているが、市は補助金を出していないケース（パターン１）
あるいはその逆で、県は補助金を出していないが、市は補助金を出しているケース（パターン２）
もしくは、県も市も補助金を出しているケース（パターン３）

パターン２の例
青森県むつ市「太陽の恵み　太陽光発電システムの導入を支援します」(受付終了)

パターン３の例
千葉県「千葉県における助成制度」※市町村で別途制度があるところ多数

太陽光発電に関する補助金対象となる設備

主に以下の設備が挙げられます。(自治体によってどの設備が対象となるかはまちまちです)

１　住宅用太陽光発電設備

２　太陽熱利用システム

３　家庭用燃料電池システム（エネファーム）

４　定置用リチウムイオン蓄電システム

５　V2H充放電設備(EV電気自動車用)

なお、詳細は別記事でご案内いたします。

太陽光発電に関する補助金の探し方

お問合せ先・申請窓口

申請窓口としては、お住まいの市区町村であることがほとんどです。

補助金の探し方

ネット検索がいちばん手っ取り早いのでしょうが、後は、

・県や市の広報誌
・市のコールセンターなどに直接電話をして聞く

などが考えられます。私は仕事柄自治体の出す広報はマメにチェックしていたりします。

留意していただきたい点

「なるべく早く申請を」

役所は年度（４月～翌年３月）で動いている組織です。年度ごとに予算を決めその範囲内でしか事業を行うことができません。（予算を追加するために補正予算を組むということもありますが）よって、予算オーバーとなった場合は、当初アナウンスされていた締切日よりも早く締め切られてしまうことは割とよくあります。
補助金の募集は４月１日～というわけでもありませんが、年度の割と早い時期に始まりますので、その時期は、太陽光発電に限らず、市からの広報に注目しておくとよいかもしれませんね。

次回は太陽光発電に関する補助金②として、もう少し深堀りしていきたいと思います。
ここまでお読みいただいた方、どうもありがとうございました！